骨董品を高く売るコツとは?高値買取業者の比較ランキング

PR 骨董品買取業者おすすめランキング5選!口コミや評判を徹底比較!

更新日:8月30日

骨董品買取にあたって見積もりはどのように出される?

骨董品買取を希望するとき、できるだけ高額な値段をつけてくれるところにお願いしたいから、見積もりをもらって比較検討したいという方が多いでしょう。骨董品はいろいろなジャンルの品物がありますが、鑑定士の方々はどんな算定をして見積り金額を出しているのでしょうか。

写真や電話鑑定では簡易の査定額でつくられる

骨董買取ではいろんなサービスを実施しており、簡易査定を実施している店舗は増えています。写真で骨董品を撮影しメールで送ったり、電話で伝えたりすると見積もりをしてもらうことが可能です。ただしこれらは実物を見ていないため、だいたいの値段でしかありません。

実際に物を見て算定してもらったら、金額が変わる可能性があります。できる限り正確な金額を知りたいなら、鑑定士が見るポイントを写真で撮影したり電話で伝えたりすることが大切です。全体像だけでなく、落款や署名部分、傷の有無と合わせて箱書きや付属品についても正確に伝えましょう。

茶碗や花瓶は、裏返した底の部分に銘が書かれていることが多いです。確かめるときは落としてしまわないように注意しましょう。焼き物は手袋をしていると滑りやすいので、汚さないためだからと手袋をして取り扱うのはよくありません。

製造された年代が古いほど高価なことが多いですが、年代が不明なものでも鑑定士は図柄や色合い、銘の形や彫られ方によって時期を特定します。だから、写真や電話で伝えただけでは正確に査定できません。

簡易査定の場合、見積もりはメールによる返信か電話で伝えられます。あくまでも骨董品買取をどこに頼むか店舗を探すときの目安として、簡易査定の金額を使いましょう。実物を見て、簡易査定そのままの金額で算定されることは殆どありません。

出張鑑定の見積もりは注意が必要

店頭に持ち込む事ができない人へのサービスとして鑑定士が出張することで査定し、骨董品買取を行っている場合があります。このときは実際に骨董品を見てもらうことができるから、正確な算定が行われると考えがちです。鑑定士の目利き度合いによって見ただけで正確に判断できていない人もいるので、他の店舗と比較するため見積もりだけをもらい、実際の買取は後日にしてもらうのが得策でしょう。

注意しなければならないのは対面していることで強い態度に出る鑑定士もいることです。すぐに売るなら高額だが後からなら安くなってしまうとか、売るつもりがない部屋にあるものと一緒に手放せばもっと高額になるなどといってくることも多いです。中には勝手に物色し始める鑑定士もいます。

出張鑑定の場合、見積もり金額は口頭で伝えられることが多いです。でも書面で出してもらうようにすべきですし、他の店舗と比較検討してから骨董品買取を依頼するか決めるとしっかりと伝えましょう。

鑑定士への対応は一人で行うと騙されそうになったり足元を見られたりしたときに、断りにくいとか怖い思いをするときがあります。だからこそ1人で対応することなく、家族や友人などに立ち会ってもらい複数人で対応することが大事です。

実際に骨董品を見て算定してもらった金額でも、日にちが経てば相場が変わってしまいます。査定してもらってから何日も経過している場合、その額面で骨董品買取が成立しないことがあります。

宅配鑑定により出される見積もり

持ち込みできないときに宅配で骨董品を送り査定してもらえる、宅配鑑定も定番になりつつあります。品物が到着後に鑑定士が実際に見て査定が行われるため、店頭に持ち込んだときと同様に算定が行われます。

見積もりは書面にして郵送、メールでの返信、電話で伝えるという方法がとられることが多いです。ただ、宅配鑑定はすぐに対応がされない場合があります。例えば同じ時期にお客様が多く、たて込んでいるときはどうしても宅配鑑定分は後回しにされがちです。

荷物が相手に届いてから1週間も経って何の返信も無いのはおかしいので、すぐに問い合わせをしましょう。どこの宅配分を使って、いつ発送したかまで伝えることが大切です。荷物がどこかで行方不明になってしまうことも少なからずあるので、送ったまま放置せず、何の返信もなければ確認すべきです。

運搬中に破損すると価値が下がってしまうので、梱包は十分に行います。色んな角度から写真を撮影し、同封しておくと傷がもともとあるものか運搬中についたものかが分かって、きちんとした算定が行われます。

宅配鑑定も見積もりをもらってから実際に骨董品買取を依頼するまで、タイムラグが発生しやすいです。相場が変わらないうちに見積内容を確認したり、他店と比較したりして利用する店舗を決めましょう。金額に納得できないときは、メールや電話で交渉することも忘れてはいけません。

 

店頭に持ち込んでその場で算定してもらうのが楽ですが、他店と比較するなら見積もりを作成してもらうのが一番です。鑑定方法によって、金額の出され方が違ってきます。書面にして出してもらった場合でも、店名の記載や店舗の印がなければ正式なものと捉えることができないので注意しましょう。