骨董品を高く売るコツとは?高値買取業者の比較ランキング

骨董品として扱われる楽器の特徴

骨董品買取りと聞いた時、古美術品などのような価値あるものが対象で、ギターやピアノなどの楽器類は対象外だと感じている人も多いのではないでしょうか。

しかし楽器の中には珍しいものもあり、骨董品買取りができるケースは少なくないのです。

 

骨董品の定義には何があるのでしょうか

骨董品買取りを利用する上で重要なポイントは骨董品の定義をある程度把握しておくことです。

骨董品の定義、日本と欧米では異なると言います。

欧米の場合は通商関税法を基に骨董品を明確にしており、この法律の中には製造されていから100年を経過した手工芸品を初め、工芸品や美術品などを骨董品と呼び、アンティークの定義もこれに従っているのが特徴です。

加盟国の中では100年前に製造が行われたことを証明できるのであればすべてが骨董品もしくはアンティークの取り扱いになるわけです。

日本の場合は欧米などとは異なり、明確な定義はありません。

定義がないので比較的新しいものでも価値ある品物になる可能性が高くなります。

例えば、日本貨幣の一つに1円銀貨がありますが、古銭マニアの間では1円銀貨は希少価値が高いもの、いわゆる骨董品の扱いが行われています。

古銭に興味がない人にとって使えないお金と感じるケースは多いのですが、モノへの価値を熟知する人にとって、骨董に分類が行われるのか否かが決まり、これが日本の骨董品の定義にもなっているわけです。

楽器などの場合も、演奏をする人の中には価値を熟知している人も少なくありません。

楽器は飾って楽しむものよりも、演奏して音色を楽しむものですからギターを弾くことができる、ピアノ演奏ができる人にとって、それぞれの楽器は骨董品としての価値があるか否かを把握できるようになり、骨董品買取りのお店には価値を熟知した査定員が存在しているわけです。

 

リビングルームに放置してあるピアノも骨董品?

ピアノは楽器の中でもスペースを多く必要とするものです。

子供の教育目的で購入したピアノも、子供が大きくなると演奏しなくなり、そのまま放置しているケースは多いのではないでしょうか。

スペースを取るものですから処分を検討していても、売却するどころか逆に処分費用が必要になってしまう可能性もあります。

中には無料で引き取ってくれる良心的な回収業者も存在していますが、処分や無料引取りを利用する前に、ピアノの価値を熟知している骨董品買取りに相談をするのがお勧めです。

自宅の片隅で眠っているピアノも、年数が経過すると同時に弦が伸びてしまうなどで調律が狂い、正確な音階を奏でることができなくなります。

しかし、調律を行えば正確な音階で音を奏でることができるようになりますし、純正パーツで構成されているものなどの中には高価な値段で取引されることも少なくありません。

仮に、40年以上前に購入したピアノがあり、調律を行えば演奏ができるようになるものなど、目利きを行う鑑定士が買取り価格を定めてくれます。

楽器の買取りを行っているお店の場合も、同じように価格を定めてくれますが、買取り業者の場合は、年式や状態などに応じてある程度の買取り価格マニュアルがあり、マニュアルに記載が行われている金額で取引されます。

これに対して、骨董品買取りの場合は、ピアノ自体の価値を上乗せして価格を定めることからも、通常の買取り業者に依頼する時よりも高く売れる可能性があるわけです。

 

ギターはオリジナルパーツが原則です

楽器の中でもギターは所有率が高いもの、ピアノとは異なり広いスペースを必要としませんし、調律についても専門家に依頼をせずに自ら調律を行うことができるメリットを持ちます。

エレキやアコースティックなどの種類があるかと思われますが、古い時代に製造が行われたアコースティックタイプやエレキの中には高額な値段で取引が行われるものも少なくありません。

ギターに精通した鑑定士がいる骨董品買取り業者を使えば、使わなくなったモノを高い値段で売ることもできます。

例えば、昭和30年代の初期頃に製造が行われたエレキギターなどの場合、すべてが手作りで行われている、使用している木材も合板などでなく、1枚板を使っているなどモノづくりの原点を感じさせてくれるなどの特徴もあります。

最近のエレキギターは数枚の木材を組み合わせてボディを製造し、しかも自動化により手作り感が失われているものが主流です。

手作り感がないものの自動化により価格が安くなっているので、購入のしやすさはあります。

骨董品買取りが対照するエレキギターは可能な限りオリジナルパーツで構成が行われていることが基本です。

弦を止めておくブリッジ、調律の時に使うペグ、振動を音に変換するためのピックアップ(マイク)、音量や音質を調整するためのボリューム類やツマミ、ジャック類など、これらのパーツがすべてオリジナル品で統一が行われていることが条件です。

これに加え、ボディのひび割れやネックの反り返りなどがないなどの条件を満たしていることで骨董品への価値が高くなります。