
骨董品に傷がついていると買取額はどれくらい下がる?
骨董品の買取を依頼する場合、傷が付いているかどうか確認しておきましょう。というのも、傷が一つでも付いていると価値が安くなってしまうことがあるからです。
もちろんパッと見ただけでは分からないような細かなものもあります。とりあえず、専門家に鑑定してもらいましょう。
買取業者によって査定額は異なる
骨董品買取は買取業者によって査定額が異なります。少しでも高額買取を期待したいのなら、複数の買取業者に査定をしてもらった方が無難です。査定をしてもらったからといって、すぐにその場で買い取ってもらうことを決める必要はありません。
一旦保留にして、別の買取業者に査定をお願いしてみましょう。こうして複数の買取業者から査定額を出してもらい、一番高値をつけてくれた買取業者に買い取ってもらうという流れが有効的な方法です。
特に気をつけたいのは買い取ってもらうものの扱い方です。壺などの割れやすいものは十分気をつけましょう。店舗に持って行く途中で傷を付けてしまうこともあるからです。持ち運びをする時にはぶつけてもすぐに割れることのないよう、頑丈に梱包することがポイントです。
持ち運びに自信がない場合には出張買取をお願いしましょう。そうすれば、業者に指定場所まで買取に来てもらえるので、途中で割れてしまうこともありません。ここに傷があるというように後で傷が付くこともありません。
特に傷には気をつける必要があります。というのも、少しでも傷が付いているとそれだけで査定額が安くなってしまうからです。どのくらい安くなってしまうのかは買取業者によって異なります。大きなものと目立たないものとでもマイナス額は異なるので、慎重に取り扱いましょう。
場合によっては数万円から数十万円もの差額がつくこともあります。せっかく大事に保管していても、持ち運び途中に数十万円も引かれるようになっては損です。ただし、パッと見て分からないようなものもあります。
鑑定士は専用のツールを使って隅々までチェックするため、普段は分からないような小さなものでも見つけてしまうものです。家にいた時には気付かなくても、専門家が見れば分かります。
目利きのいる買取業者を活用しよう
骨董品買取は目利きのいる買取業者を選択することをおすすめします。老舗のところなら、若い頃から修行してさまざまな経験を積んだ鑑定士がいるはずです。これまでの実績を確認してみましょう。
たくさんの骨董品を鑑定してきた人はそれなりにノウハウがあります。どんなものでもパッと見ただけで簡単に的確な査定をしてくれるはずです。口コミ情報などを参考にすれば、どこにどんな鑑定士が在籍しているのか分かります。
もちろん、各買取業者のホームページをチェックすることも忘れてはなりません。きちんとした買取業者では在籍している鑑定士を紹介していることもあります。誰がどんなジャンルを得意としているのか詳細が記載されているので確認してみましょう。
骨董品といってもいろいろなものがあります。壺、掛け軸、絵画、茶道具というように、それぞれの専門家に査定をしてもらいましょう。各専門家に査定をしてもらうことで、的確な査定額を提示してもらえます。
傷が一つ付いているとどのくらいマイナスされるのかといったことも、丁寧に教えてくれることがあるのです。今後のためにもきちんと説明をしてくれる買取業者を選択することをおすすめします。
保存状態を今一度確認しておこう
骨董品買取業者を利用する際、少しでも高額査定をしてもらうためには日頃の保存状態が重要となってきます。傷が付かないように気をつけましょう。壺などの割れやすいものは安定感のないところに置いておくと、ちょっとした揺れでもすぐにひびが入ったり割れてしまったりします。
地震によって壊れてしまうことも少なくありません。安定感のあるところに置くだけではなく、割れないようにしっかり梱包しておきましょう。ただし、頑丈に梱包しておいても状態が悪くなってしまうことがあります。
例えばカビが発生したり変色したりといったこともあるのです。保存場所の湿度や日の当たり方などもしっかり確認しておくことが大切です。当然、あまり日が当たるところに置いておけば日焼けしてしまいます。
湿気のあるところではカビが生えてしまうこともあります。虫がついてしまうこともあるため、適切な温度、環境のところで保管することがポイントです。ものによって的確な保管方法は異なります。専門家に聞いてみるのもいいかもしれません。
このように、骨董品を買い取ってもらうには買取業者によって査定額が異なることを把握しておきましょう。買取業者選びが大事です。老舗で実績のあるところや評判の良いところを選択しましょう。
特におすすめなのは目利きのいる買取業者です。目利きのいるところなら正確な査定額を提案してくれます。
それから、保存状態が悪いとそれだけでも査定額が低くなってしまうので気をつけましょう。傷がつかないようにきちんと梱包することも大事です。