骨董品を高く売るコツとは?高値買取業者の比較ランキング

骨董品の保存状態をよくするメンテナンス方法

骨董品の保存状態をよくするメンテナンス方法一口に骨董品と言っても様々な種類があります。
洋画や日本画などの絵画に茶道具や時計など多種になります。
コレクターからすれば骨董品は職人が一つ一つ手作業で作っているため、同じ職人の作品でも同じものは2つとしてない、まさに1点ものです。
そんな1点ものの骨董品ですが、保管方法はきちんとしていますか?
よくあるのが蔵や亡くなった方の遺品整理をしていたら骨董品が部屋から出てきたという話はあります。
しかも保存状態が悪く、変色していたりヒビが入ってた等のトラブルは珍しくありません。
骨董品の中には歴史的価値の高いものがあるため、きちんと管理をしなければその価値はどんどん下がってしまい最後には価値が全くない0円状態になってしまいます。
そんな状態を避けるべく、どうやって骨董品を管理していけばいいのでしょうか。

 

骨董品は種類別に管理方法が異なります

骨董品の管理はどれも同じと勘違いをしていませんか?

実は骨董品の保管方法は種類毎に異なります。
では種類別に保管方法の説明をしていきます。

◆絵画
まずは絵画ですが、絵画は日光が苦手です。
日光に当たることで色褪せや材質が劣化するなど大きなダメージを受けます。
日光の当たらない場所に保管用の黒い布をかぶせて収納するようにしましょう。

極端な乾燥は絵の具のひび割れに繋がってしまうため、乾燥には十分注意をしてください。
逆に湿気はカビが生えてしまう原因になってしまいます。
特に梅雨の時期は保管場所をしっかり選ばないとカビが生えてしまいます。
また絵画は横か縦のどちらかでいいので立てかけて保存しましょう。

 

◆陶器

次に陶器です。
陶器も日光や湿気に弱いため、直射日光の当たる場所や湿気の多い場所へ置いてしまうと色褪せや黄ばみ、ひび割れの原因になってしまいます。
独特の風合いを長く保つためにも、日光や湿気には気を付けましょう。
また、落下すると割れてしまうため出来るだけ高い場所での保管が望ましいです。

 

◆掛け軸

掛け軸は骨董品の中でも特に湿気に弱い性質です。
材質が紙の為、湿気の多い場所で保管をすると髪が水分を吸って破れやすくなってしまったり、かびてしまう原因になります。
保管方法もきちんと巻いてから収納箱に入れて管理をするのが望ましく、箱に入れずに乱暴に扱うとすぐに破れてしまいます。
保管作業中には必ずマスクを着用し、掛け軸に損害を与えることを避けるように配慮しましょう。

 

◆茶道具

茶道具は日光と湿気が大嫌いです。
日光や湿気に配慮して保管をしなければ、劣化してしまって変形やひび割れを起こしてしまいます。
保管をする時は柔らかい紙で一つ一つきちんと包み、茶道具専用の保管箱できちんと保管をするようにしましょう。

 

◆宝飾品

宝飾品も年月が経つと独特の風合いが出てくるものがあります。
この独特の風合いを保つためにも柔らかい布でさっと拭いてきちんと箱で管理をします。
市販のクリーニングキットを使うと傷が付いたり独特の風合いが無くなってしまうためやってはいけません。
保管する際も素手で触らないようにしましょう。
品質が落ちてしまう原因に繋がってしまいます。
非常にデリケートなため優しく丁寧に扱いましょう。

 

〇骨董品はデリケート!

骨董品は非常にデリケートです。
日光と湿気で色褪せてしまったり、かびや破れてしまうなど様々なトラブルを起こしてしまいます。
この日光と湿気を避けるベストな場所できちんとは感をする事が大切でいつまでも品質を保ったまま保存することが出来ます。
次に素手で絶対触らないようにしましょう。
手の汚れや水分や油分が大切な骨董品についてしまい、それが原因でシミやカビの原因になってしまうからです。

必ず骨董品を触る際は専用の手袋をはめてから作業を行いましょう。
また、お手入れをするなら晴れた日です。
雨の日は湿気が多い為、逆に骨董品を傷つけてしまう事もあります。
なので、お手入れをする日は晴天の日を選びましょう。

 

骨董品はデリケートなものです

骨董品は非常にデリケートなものです。
素手でさわっただけでも傷んでしまいます。
更に息を吹きかけただけでも骨董品の品質は落ちてしまいます。
骨董品の中には非常に歴史的価値の高いものもあります。
そのため、保管方法一つでその歴史的価値のある骨董品も価値がぐっと下がってしまいます。

そのため保存状態を良くするためにも、

・素手でさわらない

・マスクをする

・定期的に陰干しをして湿気対策をする

・乾燥を防ぐ など

これらの事をしっかりと守れば、何年経っても骨董品の品質を保つことが出来ます。
またある程度広い部屋で管理をすることも大切です。
骨董品同士が触れ合う程狭い部屋での保管は、大切な骨董品が壊れてしまったり傷ついてしまうことがあります。

骨董品はできれば骨董品を管理する専用の部屋できちんと管理をするようにしましょう。
その際も室内の乾燥や湿気、直射日光には十分注意をし、大切な骨董品をいつまでも大切に保管していきましょう。