骨董品を高く売るコツとは?高値買取業者の比較ランキング

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更新日:8月30日

おもちゃは骨董品として買取可能?


骨董品は付加価値があるので高価買取をしてもらえるのが魅力的です。

おもちゃを売りたいというときに骨董品として扱ってくれたら良いのにと思う人もいるでしょう。

果たして骨董品として買い取ってもらうことができるのでしょうか。

 

それぞれの言葉の定義と買取の実態

骨董品買取に持って行ったら売れるのかという疑問に答えるためにはそれぞれの言葉の定義について理解することが重要になります。

骨董品に関する具体的な定義として知られているのが、1934年にアメリカで制定された通商関税法によるものです。

同法では製造されてから100年が経過した手工芸品、工芸品、美術品を骨董品あるいはアンティークとして定義しています。

しかし、実際には骨董品を扱っている販売買取業者では厳密に100年が経過したかどうかを気にしているわけではなく、50年しか経過していないものであっても古くて価値があれば取り扱っているのが実情です。

100年というのは輸出入における関税をかけるかどうかに関わるもので、世界貿易機関でアメリカの通商関税法の定義を採用してからは、製造後100年以上経過していることを証明できるものについては関税がかからなくなっています。

国内で売買をする限りはこの定義に特にこだわる必要はなく、古くなったことで希少価値が生まれている手工芸品、工芸品、美術品が骨董品に該当すると考えれば良いでしょう。

一方、おもちゃについては明確な定義はありませんが、語源として平安時代に用いられていた、手に持って遊ぶ行為である「もてあそぶもの」という言葉が知られています。

遊び道具として広く用いられる言葉になっているのが現状で、子供の発育を促すものという考え方もある一方、大人が余暇を楽しむための道具としても使われているのが実情です。

手工芸品や工芸品の中にも遊び道具として使用できるものが多数あり、骨董品として扱われることもあります。

そのため、ものによっては骨董品買取を依頼すると高額で買い取ってくれる場合もあるのです。

 

十分に古くて価値があるなら買取可能

基本的には今もなお生産されているものでは骨董品として買い取ってくれることはありません。

既に生産されていないか、職人が一つ一つ手で作っていて唯一無二のものになっているものであれば骨董品として扱ってくれる可能性があります。

必要条件として求められているのは十分に古いことと価値があることの二つです。

骨董品の定義通りに100年以上経過している必要はなく、昭和時代などの数十年前のものであっても問題はありません。

価値があるというのには様々な意味がありますが、最終的には買い手がいることが重要視されています。

買い取った骨董品は売ってお金にするのが業者の常なので、高く売れるものなら買い取るというのが基本になっているのです。

希少価値が高い、作者に人気がある、象られているキャラクターなどが注目されている、コレクターが多いなどの様々な条件で価値があるかどうかが判断されます。

具体的には怪獣や戦隊もの、幼児や女児向けの人形やキャラクターシール、プラモデルなどが挙げられるでしょう。

また、キンケシやミニカーなども骨董品として扱われる可能性が高いものです。

さらにはノベルティグッズなどでアニメや漫画などのキャラクターが用いられていれば古いものなら骨董品として扱ってくれる場合があります。

さらに古いものになるとメンコやベーゴマ、カルタやセルロイド人形、ブリキの人形や笛なども希少価値があるものなら骨董品扱いです。

びっくり箱やゴム毬、張り子面なども明治時代のものとしてよく知られています。

もっと古くなると百人一首や蹴鞠、からくり人形などもあり、かなり希少価値も高くて高額取引が行われているのが実情です。

 

価値が変動しやすいので売るタイミングが大切

骨董品として売ろうとしたときにはタイミングに注意が必要です。

おもちゃが骨董品として価値が出るかどうかはかなり時期によって変動しやすい性質があるからです。

キャラクターものの場合にはキャラクターの人気が低迷してしまうと価値が下がることになり、逆に突然注目されるようになると価値が急上昇します。

工芸品としての価値があるものの場合にはこのような変動はあまりありませんが、人気の有無が大きく買取価格に影響することは覚えておきましょう。

骨董品の価格は古さが最も大きく左右する要素というわけではなく、市場価値による影響も大きく受けるのです。

芸術品としての魅力があれば安定した価値がありますが、必ずしも誰もが共感できる芸術性がない場合には価格はトレンドによって大きく変動します。

今は人気がなくて安くても将来的にはもっと高くなる可能性もあるので、あまり高い値段が付かないときにはまだ持っているという判断も大切です。

 

骨董品には手工芸品や工芸品も含まれるので遊び道具でも買い取ってくれることがよくあります。

古くてもう生産が停止してしまっているもので、希少価値があるものでなければ高くは買い取ってくれないので注意は必要でしょう。