骨董品を高く売るコツとは?高値買取業者の比較ランキング

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更新日:8月30日

骨董品の掛け軸の保管方法を知ろう

掛け軸は少しの湿度の影響でも傷んでしまったりすることもあるので、十分取り扱いには注意しなければなりません。

どれだけ素晴らしい作品であっても、状態が悪ければ骨董品買取では高額買取が期待できなくなってしまう場合も多々あります。

 

まずは水気に気をつけて保管しよう

掛け軸は表層用布と裏打ち用の和紙と本紙の書画でできているため、どうしても湿度の影響を受けやすくなってしまいます。

だから、ジメジメとした梅雨時だけでなく、空気があまり循環しない部屋や、飾る際も床の間にある花瓶の花などが触れてしまうだけでシミができたりすることもあります。

また無理に伸ばそうとすると破れてしまったり、より劣化させてしまうこともあるので、まずは水気に注意して飾りましょう。

また保管の際は、頻繁にその様子を見るわけではないので、変化になかなか気づけません。

そのため、久しぶりに見たらカビが生えていたということもあります。

なるべくカビが生えないようにするためにも、湿度が高すぎるところには置かないようにしましょう。

カビ予防ができれば、同時にシミなども防ぐことができるようになります。

したがって、できるだけ湿度が低いところ、また風通しの良い部屋で保管するようにしましょう。

 

乾燥していれば良いわけではない

掛け軸は湿度の影響によってカビが生えたりシミができてしまったりするため、できるだけ湿度が高いところには置かないようにします。

そうすれば、綺麗な状態を保つことができるからです。

ただ、湿度が高いところは保管に適していませんが、乾燥しているところも保管に適しているわけではありません。

部屋の中はある程度の湿度が保たれている住宅も多くありますが、現在、エアコンをよく利用するご家庭は乾燥にも気をつけると良いでしょう。

乾燥しすぎた状態が続くと、左右で凸凹が発生して徐々に反ってきてしまうからです。

古い日本家屋であればある程度の湿度がある状態になるのでなるべく乾燥させるように心がけるべきですが、現在の気密性の高い家の場合は、季節によってはかなり乾燥した状態になってしまいます。

だから、その状態でより乾燥させようとすると過乾燥の状態になってしまうため、決して掛け軸にとっては良い状態とは言えません。

査定を受ける際はなるべく状態を良くしておくことが重要になってきます。

したがって、できるだけ湿度管理をしっかりと行いましょう。

 

おすすめの保管場所を知っておこう

掛け軸はカビが生えたりシミができたり、また時には虫害なども発生してしまうことがあるので、骨董品買取を利用することを考えると、より適切な湿度の環境で保管することが重要になってきます。

ただ一般家庭において、細かな湿度管理ができる保管庫があるというのはほとんどないのではないでしょうか。

そこで、一般のご家庭でも正しく保管できる方法をご紹介します。

おすすめの方法は、もともと掛け軸が入っていた桐箱の中に入れて保管するということです。

ただ、直接そのまま入れてしまうと、気がついた時には虫害が起きてしまっている可能性も否定できません。

だから、虫害を防ぐためにまずはウコン染めの裂で巻いておくことをおすすめします。

ウコンはカレー粉などにも入っていますが、実際には防虫、さらに抗菌作用が期待できるからです。

ただ、ウコン染めの裂が手元にない場合はどうすれば良いでしょうか。

しっかりと保管したいのであれば裂を購入することをおすすめしますが、ない場合は和紙で巻いてから専用の防虫剤を利用しましょう。

和紙自体には防虫効果は期待できませんが、防虫剤を利用することで虫害を防ぐことができます。

ただ防虫剤であれば何でも良いというわけではなく、必ず専用のものを利用しましょう。

衣類用のものなどを利用してしまうと思わぬトラブルが発生してしまうこともありえます。

桐箱の中に入れたら、あとは風通しの良い場所に保存します。

桐自体は吸湿性だけでなく放湿性も兼ね備えている素材なので、箱の中の湿度を適切な状態に保ってくれます。

 

掛け軸は非常にデリケートなもので、湿度の影響を受けたりしてしまうことも少なくありません。

そのため、シミ、シワなどを防ぐためにも、高湿の環境には置かないようにします。

ただ乾燥していれば良いわけではなく、過乾燥となってしまうと凸凹ができて徐々に反って行ってしまうため、高湿だけでなく過乾燥の状態も良いというわけではありません。

したがって、従来の日本家屋の場合はなるべく乾燥させることを意識し、増えてきている気密性の高い家の場合は、湿度管理を正しく行うようにしましょう。

そこで便利な方法が桐箱を利用する方法です。

桐は吸湿性、そして放湿性もある素材なので、箱の中の湿度を適切な状態に保ってくれるからです。

また虫害にも気をつける必要があるので、桐箱の中に直接入れてしまうのではなく、まずはウコン染めの裂で巻いてから箱の中に入れましょう。

ウコン染めの裂がない時は和紙を利用できますが、その際は専用の防虫剤も箱の中に入れて利用します。

そうすれば虫害を防ぐことができるので、骨董品買取の査定時にマイナス査定となりにくくなります。